発毛・育毛 AGA
皮膚科専門医の診察のもと、早めの治療が大切
ミノキシジルは、発毛や髪の成長を促進する薬です。
使用開始からおおよそ6カ月程で効果が出始めるとされています。
しかし、3カ月程で効果が出る場合もあり、個人差が大きいことが特徴です。
現在、世界中でミノキシジルが含有されている外用薬が発売されています。
ミノキシジルはAGA(男性型脱毛症)治療に効果のある内服薬として、国内で認可されています。
ミノキシジルは、元々米国のファルマシア・アップジョン社(現・ファイザー株式会社)が1960年代に高血圧の方に向けて開発した、血圧降下剤でした。しかし多毛症の副作用が報告されたため、薄毛治療薬・発毛剤として開発され、1988年にミノキシジル濃度2%の薄毛治療用の外用薬が誕生しました。
ミノキシジルは、薄毛治療・発毛に有効である一方、いくつかの副作用も確認されています。
例)・ 動悸・ めまい・ 発疹・ 皮膚炎
ただし、副作用の発生頻度は低い傾向にあり、厚生労働省から報告されているデータによるとミノキシジル5%含有外用薬において、副作用発現率は「3,072例中271例(8.82%)、378件」とされています。
※ミノキシジル濃度は、2~5%が主流とされています
安全性の観点から、20歳未満の方やミノキシジルを含む医薬品でアレルギー症状を起こしたことがある方には、使用できません。
他の育毛剤や外用薬との併用は、避けてください。
起こる可能性はあります。初期脱毛は、AGA治療でヘアサイクルが正常化することで起こるものです。ミノキシジルの使用によりヘアサイクルが改善すれば、一時的に抜け毛が増える可能性があります。