
ホクロ・イボ・あざ アキュパルス
耳鼻科や外科などでも使えるように開発された名機
ホクロやイボはメイクでも隠せずにコンプレックスに感じ、
悩んでいる方が多いかもしれません。
上田皮ふ科では様々なレーザー機種で治療を行うことで、
メスを使った手術とは違い出血をほとんど発生させず綺麗に仕上げることが可能です。
ホクロ・イボ治療は施術者の技術力、
または使用する機種によって仕上がりの違いが特に出る領域です。
経験豊富なレーザー専門医による施術を複数の高性能機種の
レーザーを用いてオーダーメイドに行う治療をお勧めいたします。
一般的に皮膚科では「ダーモスコープ」を用いて皮膚腫瘍などの診察を行います。
まずは、良性のホクロ、イボであることを正しく診断することがとても大切です。
通常、悪性腫瘍にはレーザー治療ができません。万一、診察により皮膚癌などの悪性が疑われる場合には、
病理組織検査を行い適切に対応する必要があります。
綺麗に仕上げることを第一に考えます。
ホクロ・イボをただ単に取ればよいのではなく、綺麗に仕上がることがとても大切になり、
そのためには、高性能のレーザー機種を用いることと、そして技術力そのものが非常に大切です。
レーザー専門医・美容皮膚科専門指導医である当院長は、
常に最新の医療情報の収集・習熟を心掛けておりますので安心して治療をお受けください。
当院ではホクロ、イボ治療の最も標準的、かつ頻回に使用する機器として、高性能機種であるスキャナー搭載炭酸ガスレーザー「アキュパルス」を使用しています。
無炭化蒸散で面でのフォーカス照射が可能です。これにより、通常の炭酸ガスレーザーにより手作業で処置をするよりも、「早く」、「綺麗に」、「正確に」治療することが可能となりました。
当院では通常、ホクロ、イボは炭酸ガスレーザーを用いて除去します。加齢・紫外線により生じたイボは以前(現在も?)、液体窒素による治療がよく行われておりました。液体窒素療法は当院でも希望があれば行うことができますが、仕上がりにおいては圧倒的にレーザー治療に軍配が上がります。
炭酸ガスレーザーは組織の水分に反応して蒸散します。メスによる治療とは違い、ホクロ、イボの状態を確認しながら治療できるので、腫瘍の深さに合わせて非常に繊細で細やかな仕上がりが可能です。ちょうど彫刻刀を用いて細かく削るイメージです。
深いホクロの場合は、Qスイッチレーザーと組み合わせて、通常複数回の治療が必要となります。治療後は少し傷ができ、テーピングが1週間程度必要です。
ホクロのある患部へレーザーを照射します。
照射後の患部は皮膚がへこんだ状態になります。
施術後2〜3週間で患部のへこみが元に戻っていきます。赤みは残った状態です。
赤みと傷痕のへこみは3〜6ヶ月ほどかけて徐々に目立たなくなっていきます。
黒色に反応するレーザー(Qスイッチレーザー)を使ってホクロの色を徐々に薄くします。ホクロは色素が深い層にあるため、1度の治療でホクロがなくなることはほとんどありません。2~3ヶ月おきに数回の治療が必要です。
Qスイッチレーザーによるホクロ除去は、基本的にはテーピングが不要ですが、テーピングが難しい方はQスイッチレーザーが向いています。盛り上がるタイプのホクロはQスイッチレーザーでは治療できません。
小さなホクロがいくつかあるタイプや、ホクロを薄くして同時にシミやタルミ、毛穴開きなども改善したい方、永久脱毛も行いたい方にはフォトフェイシャルM22が向いています。
1回の治療でも効果を実感出来ますが、回数を重ねることで美肌効果がアップするので、複数回の治療をおすすめします。
ホクロ・イボの診察は事前予約制ではありませんので、診察時間内に直接ご来院ください。
ネット順番予約のアイチケットをご利用ください。
ホクロ・イボの状態を診察します。ダーモスコピーにより悪性所見がないことをしっかり確認いたします。
治療についての詳細をご説明させていただき、同意が得られましたら、治療日のご予約をお取りいたします。
個室の施術室にご案内いたします。メイクはそのままで治療可能です。
極細の針を使用して麻酔時になるべく痛みを感じないように配慮しています。麻酔が効いてからは痛みを感じませんので、痛みに弱い方もご安心ください。
麻酔がしっかりと効いていることを確認して行います。通常5分~10分前後で終了します。
治療後はご自宅で湿潤療法をしていただきます。削った部位を乾かさないのが、綺麗に治すコツです。傷部位を適切に潤った状態にして治すことを湿潤療法といいます。適切な湿潤状態にするために傷にやさしい被覆剤、ガーゼの使用をご案内しています。
削った部位に皮膚が再生されるまでは、週に1度診察させていただきます。
原則顔のホクロのみレーザー治療をいたします。
顔以外の部位にあるホクロも可能ですが、部位によりレーザー治療後の瘢痕ができやすい傾向にあるため、要相談です。
一般的に20代までの若年者ほどホクロは再発する頻度が高い傾向があります。
再発した場合は、追加レーザー治療をします。
炭酸ガスレーザーによる治療後は7~10日程は紙テープや被覆材を貼っていただきますが、治療部位以外はメイクができます。削った部位が上皮化した後は、テープを貼らずにメイクが可能です。
炭酸ガスレーザーによる治療後の赤みは数ヶ月(2~6ヶ月程度)続く場合がありますが、
時間の経過とともに目立たなくなります。
可能ですが、初めて治療を受けられる場合は、まずは1、2個治療してみて治療経過を知っていただくことをお勧めします。