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薬疹

薬剤服用により様々な発疹が出現します。内服してすぐ出現するものから数ヶ月、稀に数年経過して出現するものまで様々です。発疹のタイプによっては、DIHS・Stevens-Johnson症候群・TENなど、頻度は少ないのですが生命にかかわる、ないしは重篤な後遺症を引き起こすものもあり、軽視できない皮膚疾患のひとつです。

原因薬剤と考えられるものを全て中止するのが基本ですが、治療中の他疾患によってはすぐ中止できない場合、多くの服用薬がある場合などには、原因薬剤の特定や治療に難渋するケースもあります。

治療はステロイド外用剤・抗アレルギー剤内服、場合によってはステロイド剤内服を行います。重症例あるいは重症化が予測される場合は、関連病院と連携し、入院治療が必要となることもあります。