皮脂欠乏性湿疹
季節の変わり目や寒い季節に繰り返す乾燥性の湿疹
乾癬は表面に銀白色の雲母状の鱗屑(ふけ)をともなう紅斑が全身に出る病気です。症状が軽い場合には通常の湿疹と間違われる場合もあります。重症例では高熱とともに全身に膿疱が多発する膿疱性乾癬があります。
乾癬の原因として、遺伝・病巣感染・生活習慣(DM、肥満など)が指摘されています。掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は膿疱が手のひらや足の裏に多くみられる病気で、軽快、増悪を繰り返します。
また、鎖骨や胸の中央(胸鎖肋関節症)やその他の関節が痛くなることがあります。足の裏の発疹は水虫によく似ており、診断のため顕微鏡検査が必要です。また治療中にも水虫を併発することがあるため、定期的な顕微鏡検査が必要です。
治療として、ともにステロイド外用剤・ビタミンD3外用剤を行います。
症状によっては、紫外線療法、エトレチナート内服、シクロスポリン内服を行い、症状のコントロールを行っていきます。
季節の変わり目や寒い季節に繰り返す乾燥性の湿疹
毛穴に常在するカビを殺菌して炎症を抑える
皮膚科専門医による適切な検査と薬剤選択が大切
原因がはっきりしない場合はパッチテストなどで精査
薬剤服用により発疹が出現し、重症の場合は入院治療が必要
手のひらや足の裏の湿疹が軽快、増悪を繰り返す
紫外線療法や外用剤、植皮療法による治療
治療後に残る神経痛の治療も可能
頻繁に再発を繰り返す場合は、再発抑制療法が有効
副作用が少ないターゲット型紫外線療法も治療可能
軽症から重症まであらゆる疾患に適した治療法を提案
再発防止・予防のためのフットケア外来も実施
白癬(はくせん)の一種で、顕微鏡検査が最も有効的
手術、レーザー治療など正しい診断が大切
切り傷やヤケドに対する外科的な治療にも対応
皮膚腫瘍の治療にあたってはまず正しい診断が大切
状態に応じた、壊死組織の除去や軟膏処置が可能