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乳児血管腫とは

乳児血管腫(にゅうじけっかんしゅ)は、乳幼児期に見られる良性の腫瘍で、血管内皮細胞の異常な増殖によって生じます。一般に「いちご状血管腫」とも呼ばれており、生後しばらくしてから発生し、急速に大きくなる成長期と、徐々に小さくなる退縮期を経て自然に消えていくのが特徴です。主に皮膚の表面に現れ、鮮やかな赤い色をした盛り上がった腫瘤として見えます。見た目の問題や、発生部位によっては視力や呼吸などの機能に影響を及ぼすことがあるため、注意深い経過観察や適切な治療が必要です。

乳児血管腫 5つの特徴

( 01 )

幅広い年齢層への対応

小さいお子様からお母様、ご年配の方まで、幅広い年齢層の患者様に対応しており、
乳児血管腫を含むさまざまな皮膚疾患に対して、丁寧な診察と治療を行っています。

( 02 )

地域に根ざした医療提供

長崎県大村市に位置する上田皮ふ科は、地域の患者様に寄り添った医療を提供しており、
乳児血管腫を含む皮膚疾患の治療においても、患者様の生活環境や背景を考慮した対応を行っています。

( 03 )

皮膚科専門医による診療

皮膚科専門医が在籍しており、かぶれを含む多様な皮膚疾患に対して、専門的な知識と経験に基づいた診療を提供しています。

( 04 )

豊富な診療項目による適切な鑑別診断

豊富な皮膚疾患の対応を可能としているため、適切な鑑別診断を行い、適切な治療方針を提案しています。

( 05 )

生活指導や予防にも力を入れた診療

上田皮ふ科では、単に症状を治療するだけでなく、再発を防ぐための日常生活での注意点やスキンケア指導にも力を入れています。
患者様自身が自分の肌を守れるようサポートし、長期的な肌の健康を目指しています。

乳児血管腫の原因

乳児血管腫の正確な原因はまだ完全に解明されていませんが、胎生期または出生直後に血管内皮細胞が異常に増殖することによって発生すると考えられています。遺伝によるものではなく、何らかの偶発的な要因によって血管を構成する細胞が過剰に増殖を始めることが原因とされています。特に、低出生体重児や早産で生まれた赤ちゃんに発生しやすい傾向があることが知られています。

乳児血管腫の治療方法

乳児血管腫の治療方法は、その部位、大きさ、成長速度、そして視力や呼吸などの機能に影響を及ぼすリスクがあるかどうかによって決定されます。多くの場合、自然に縮小していく傾向があるため、まずは注意深く経過観察を行うことが選択肢の一つです。治療が必要と判断された場合、現在最も一般的に用いられているのは、内服や外用によるベータ遮断薬(プロプラノロールなど)を用いた薬物療法です。これにより血管腫の成長を抑制し、縮小を促進します。また、血管腫の種類や形態によっては、レーザー治療を用いて色や盛り上がりを改善したり、出血しやすい部分を治療したりします。非常に大きいものや機能に深刻な影響がある場合は、外科的な切除が検討されることもあります。

乳児血管腫における日常の注意点

乳児血管腫がある場合の日常生活における注意点は、主に患部を保護し、異常がないか観察することです。血管腫の表面はデリケートなため、衣類やオムツによる摩擦、外部からの刺激を避けるように注意してください。患部を掻きむしって傷つけたり、破れたりすると、出血や潰瘍、細菌感染のリスクがあるため、清潔に保つことが大切です。また、血管腫の大きさや色、形が急に変化していないか、出血や痛みがないかなどを日々観察し、少しでも異常を感じた場合は速やかに医師に相談してください。

よくある質問

Q.完全に消えた後、跡は残りますか?

多くの場合、自然退縮や治療によって目立たなくなりますが、血管腫が非常に大きかった場合や、潰瘍化を起こした場合などは、皮膚のたるみやわずかな色素変化が残ることがあります。

Q.血管腫は遺伝しますか?

乳児血管腫は遺伝性の疾患ではなく、偶然に発生することがほとんどです。ご両親やご家族に血管腫の既往がある場合でも、次の子どもに必ず発生するというわけではありません。

Q.治療はいつから始めるべきですか?

機能に影響が出る可能性がある場合や、将来的に変形が残るリスクが高いと判断された場合は、増殖期の初期である生後数ヶ月以内に治療を開始することが推奨されています。

Q.いつ頃までに出るものですか?

通常、生後数日から数週間のうちに現れ、生後数ヶ月にかけて急速に大きくなる「増殖期」を経ます。もし生後しばらく経ってから見つかった場合は、すぐに診察を受けてください。

Q.乳児血管腫は必ず治療が必要ですか?

乳児血管腫の多くは良性であり、特別な治療をしなくても自然に小さくなり(退縮し)消えていく傾向があります。しかし、目や鼻、口の周りなど、機能に影響を及ぼす可能性がある場合は早期の治療が必要です。