長崎県大村市の皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科【上田皮膚科】

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上田皮ふ科

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イボ治療

皮膚科外来において最も割合の多い疾患

イボはよくある皮膚病のひとつで、皮膚科外来における患者様の割合も非常に多いです。
イボの種類は多種多様のため、治療については医師による正確な診断が重要。
正確な診断のもと様々な治療法を組み合わせて、患者様の症状に最適な治療を行っていきます。

上田皮ふ科のイボ治療

従来の冷凍凝固術に
こだわらない治療

長崎県内だけでなく、日本中で液体窒素による冷凍凝固術がイボ治療の中心として行われており、
以前から、あたかもイボ治療は冷凍凝固術しかないような印象がありました。

確かに冷凍凝固術はいくつか利点はありますが、必ずしも最も優れたイボ治療というわけではありません。
その証拠に液体窒素治療を1~3年以上行っても未だに治らないと、当院を受診する患者様がいます。

冷凍凝固術の欠点

  • 施術の仕方によっては強い痛みがあり、小さなお子さんを中心に治療の継続が難しい場合がある
  • 定期的な処置を行うことが大切なので、時々しか治療を受けないようでは十分に効果が発揮できない
  • イボウイルスを周囲にまき散らしてしまい、かえってイボを広げてしまう可能性がある
  • 皮膚が反応性に肥厚し、かえってイボが治りづらくなることがある
  • 特に足底の厚い部位にできたイボウイルスには、冷凍凝固術の効果が届いていないと考えられる

当院では冷凍凝固術を最初の選択肢としていますが、もし反応が乏しければすぐに他の治療に変更するか、他の治療を加えます。またイボの種類により効果が違うため、どの患者様でも一様に冷凍凝固術のみを行うことはしておりません。

イボの治療法

より早く確実にイボを治療します

一般的には冷凍凝固術を行い、1~2週間おきのに数回~10回以上の治療が必要です。
そのため完治まで根気の必要な疾患ですが、上田皮ふ科ではイボの種類や反応に応じて適切な方法を
組み合わせて治療していますので、より早く、より確実にイボを治療することができます。

例えば、足裏の固い尋常性疣贅やミルメシアは冷凍凝固術に抵抗するため、必ず他の治療と組み合わせます。
尖形コンジローマやボーエン様丘疹症の場合は、外用薬で効果がなければレーザー治療や手術に移行します。

治療法の例

  • 冷凍凝固術
  • ヨクイニン内服
  • モノクロロ酢酸塗布
  • 硝酸銀塗布
  • SADBE療法
  • オキサロール軟膏
  • スピール膏
  • レーザー治療や手術など

イボの主な種類・症状・原因

最も多いのは
ウイルス感染によるイボ

通常、皮膚科専門医がイボと言う場合はウイルス性のイボを指すことが一般的です。
ウイルス性のイボはヒト乳頭腫ウイルス(HPV)が皮膚や粘膜(口や外陰部)に感染して生じます。
小さな傷などで皮膚のバリア障害が起きると、そこからウイルスが皮膚に侵入。
そして皮膚に感染し、増殖を繰り返すことでイボがつくられると考えられています。

尋常性疣贅
(じんじょうせいゆうぜい)

子供に多く見られるイボで、小さい傷口などから感染します。そのため怪我をしやすい手足の関節や末端によくできます。体中どこにでも発症し、手や足の裏にもよく見られます。年齢を問わず発症しますが、特に学童期のお子様に多い傾向があります。

普通は簡単には感染しませんが、皮膚バリアに何らかの傷があると、自分自身の他の部位や他人へ感染する可能性があります。ウイルス性疣贅の中で最も多いのが尋常性疣贅で、ウイルス性疣贅の中の95%を占めます。

扁平疣贅
(へんぺいゆうぜい)

青年期に発生しやすいため「青年性扁平疣贅」とも呼ばれています。特に女性に多く見られ、主に顔面部に発症する、比較的難治性のイボです。また、イボの先端が平らであるのも特徴で、表面はあまりザラザラしていません。

足底疣贅
(そくていゆうぜい)

足の裏にでき、皮膚面からやや盛り上がり、表面がザラザラで白っぽい色をした硬いしこりができるイボです。ヒトパピローマウイルス1型の感染で生じます。

尖圭コンジローマ
(性器イボ)

外陰部や肛門の周囲にできる鶏冠状のイボです。痛みや痒みを伴うことは少なく、イボに気づかず感染が広がる可能性がある性感染症です。これらは、ヒト乳頭腫ウイルス(ヒトパピローマウイルス)感染によってできる腫瘤をいいます。110種類以上あり、ウイルスの種類によって症状が異なります。

ウイルス性なので感染する可能性はありますが、健康で正常な皮膚には感染しません。ただ、傷があるとそこからウイルスが侵入し、表皮細胞に感染することがあります。イボを触って引っかいたりしても、ウィルスが周囲に広がってイボが増えることがあります。

その他のイボ
  • 中年期の首イボ(スキンタッグ)
  • 老人性イボ(脂漏性角化症)*
  • 小児のミズイボ(伝染性軟属腫)
  • 足底のウオノメ(鶏眼)やタコ(胼胝)
  • 良性および悪性皮膚腫瘍

※老人性のイボのうち、多発し先端が突起している黒褐色のブツブツとした首のまわりによく出来るものは角化症で、ウイルス性ではありません。加齢と共に増えていき、通常は痒い痛いなどの自覚症状はありません。

イボ治療についてよくある質問

Q.どうしてイボになるのですか?

イボは、ヒト乳頭腫ウイルスと言うウイルスの一種が皮膚に感染してできます。人と人との直接的接触により感染しますが、プールや足拭きマット、スリッパを介した間接的感染もあります。潜伏期間は1ヶ月~6ヶ月と長いので、原因がはっきり分からないことが多々あります。このヒト乳頭腫ウイルスには多くの種類があり、その種類によってどのようなイボになるかが決まってきます。普通のイボ以外にも、青年扁平疣贅、尖形コンジローマ、ボーエン様丘疹症などもヒト乳頭腫ウイルスの感染症です。

Q.イボの治療は痛いですか?

液体窒素による冷凍凝固術は多少痛みが伴いますが、その他の治療法もあります。
その他の治療はさほど痛みがありません。

Q.液体窒素によるイボ治療を1年続けたのですが、治りません。どうしたら良いですか?

イボは液体窒素の治療だけでは治らないことが多々ありますので、他の治療法を考えた方が良いでしょう。上田皮ふ科ではイボには液体窒素による冷凍凝固術を標準治療の一つとしていますが、その限界やディメリットを考え、治療がうまくいかない方には早めに他の治療に切り替えていく方針としています。今まで液体窒素の治療をやってみたが良くならなかった、という患者様には特に上田皮ふ科での治療を試していただきたいと考えております。

Q.イボから癌になることはありますか?

イボの原因であるヒト乳頭腫ウイルスによる感染症は、癌の原因になることは有名で、特に子宮頸癌の原因なること良く知られています。ヒト乳頭腫ウイルスは110種類以上確認されていますが、その中で発癌性のあるタイプはある程度分かっており、通常タイプのイボは癌の原因になることはほぼありません。しかしボーエン様丘疹症や尖形コンジローマは発癌の危険性の高いウイルスが感染している場合があるとされます。

Q.老人性疣贅から癌化することはありますか?

老人性疣贅から皮膚癌が発生しやすいとの報告はありません。しかし、老人性疣贅は日光によるダメージが多い患者様に発症するため、同様に紫外線の影響による日光角化症が併発することがあります。日光角化症は前癌病変と言われており、しっかりと治療をする必要があります。また他にも老人性疣贅と良く似た皮膚癌がありますので、一度は皮膚科専門医の診察は受けておいた方が良いです。